知ってる?普段水のこんなこと
2017年10月18日

不断水工法のタイプとは

不断水工法とは上下水道で新しい分岐管やバルブを設置するための技術です。

かつては新しい分岐管やバルブを設置するために古いバルブを閉じて既設管内の水の流れを止めていました。

不断水工法では既設管内の水の流れを止めずに作業を行うことができます。古いバルブを動かす必要がないので、付着していた赤錆の剥離による赤水の発生もありません。

以前は分岐管などを設置した後に配管内の清掃が必要でしたが、不断水工法の普及により不要となりました。また大規模な断水も生じないので周辺住民への告知や給水車の手配なども不要です。

不断水工法には分岐工法と凍結工法という2つの異なるタイプが存在します。上水道で配管工事を行うための技術として分岐工法が最初に開発されましたが、げんざいではいずれの工法も上下水道の工事に採用されています。従来の方法と比較すると工事期間を大幅に短縮できるというメリットがあります。分岐工法は機械的に穴を開ける工法です。

割T字管と仕切弁を既設管に設置し、さらに穿孔機を取り付けます。仕切弁を全開にした状態で穿孔機のドリルを使用して穴を開けますが、切り屑は水圧で押し出される仕組みです。凍結工法は液体窒素で作業箇所の両端を凍結させ部分的な断水を起こします。

凍結部分はバルブの代わりとして機能するので、工事現場の付近にバルブがなくても作業が可能です。

分岐工法は完全な通水状態のまま作業できます。一方凍結工法は部分的な断水を生じさせますが、全体的には通水状態のままです。

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