知ってる?普段水のこんなこと
2017年10月15日

コストを抑えた不断水工法による配管工事

コストを抑えて上下水道の配管工事を行うには、工事期間を短縮する必要があります。

工事期間を大幅に短縮できれば人件費などのコストを抑えることができます。

不断水工法は既設管内の水流を止めずに配管工事を行う技術です。

大きく分岐工法と凍結工法の2種類に分類できます。いずれの工法も従来の方法と比較すると工事期間を大幅に短縮することが可能です。不断水工法は上水道で新しい分岐管やバルブを設置するための技術として登場しましたが、現在では下水道の配管工事でも利用されるようになりました。最初に不断水工法が開発されたのは1959年です。

まず上水道の工事を行うための技術として分岐工法が開発されました。分岐工法は既設管に割T字管と仕切弁、穿孔機を取り付けて機械的に作業を行います。穿孔機にはドリルが付いており、既設管に穴を開けることができます。

穴を開ける祭には仕切弁を全開にした状態で行うので、切り屑は外に押し出されて穿孔機内に取り込まれます。配管内に切り屑が残ることはありません。分岐工法では完全に水の流れを保ったまま作業できるというメリットがあります。

凍結工法は液体窒素を使用して作業箇所の両端を凍結させます。凍結部分はバルブの代わりとなり部分的な断水が生じますが、全体的には水の流れを維持して作業できます。不断水工法では古いバルブを動かさないので断水は起こらず、赤錆が剥離して水が濁ることもありません。工事自体に必要な時間が短く周辺住民への告知や給水車の手配、配管内の清掃などの付帯作業が不要となるので従来と比較して工事期間が大幅に短縮されます。

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