知ってる?普段水のこんなこと
2017年10月6日

効率的な不断水工法による配管工事

不断水工法を採用すると上下水道における配管工事を効率的に行うことができます。

従来の方法と比較して工事自体に必要な時間が短いだけでなく、様々な付帯作業を省略できるという特徴があります。

かつては古いバルブを閉じて既設管内の水の流れを止めてから作業を行っていました。工事現場一帯で断水が生じると周辺住民への告知や給水車の手配が必要です。

また古いバルブには赤錆が付着しており動かすと剥離して水が赤く濁ります。赤水に対処するには工事後に清掃が必要です。従来の方法では多くの手間と時間が必要とされていました。不断水工法では古いバルブを動かす必要がありません。

周辺住民への対策や清掃などの付帯作業を省略できる他に、工事自体に必要な時間も短くなります。総合的な工事期間を従来の方法と比較して大幅に短縮できるので効率的です。工事期間を短縮すると人件費などのコストも削減できます。

不断水工法には分岐工法と凍結工法が存在します。最初に上水道の配管工事を行う技術として分岐工法が開発されましたが、現在ではいずれも上水道だけでなく下水道の工事にも採用されています。

分岐工法は穿孔機と割T字管、仕切弁を使用して機械的に作業を行います。穿孔機にはドリルが付いており、既設管に穴を開けることができます。切り屑は水圧で外に押し出されるので配管内には残りません。また完全な通水状態で作業が可能です。凍結工法は液体窒素で作業箇所の両端を凍結させ、バルブの代わりとします。部分的な断水が生じますが、全体的には通水状態のまま作業できます。

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