知ってる?普段水のこんなこと
2017年9月3日

不断水工法による効率的な配管工事

不断水工法を採用すると従来の方法と比較して効率的な配管工事が可能となります。かつては既設管内の水の流れを止めて配管工事が行われていました。断水を生じさせて配管工事を行うと様々な手間が必要になります。

工事個所の近くにバルブがあれば断水エリアも小さくて済みますが、ない場合には大規模な断水が生じるため周辺住民への告知や給水車の手配が必要です。また古いバルブを動かして水の流れを止めると、付着していた赤錆が剥離します。

剥離した赤錆は水を赤く濁らせるため分岐管などを設置した後に清掃が必要です。不断水工法を採用すれば通水状態のまま作業できるので周辺住民への配慮が不要となります。また古いバルブを動かす必要がないため赤錆は剥離しません。

分岐管などを設置した後に清掃をする手間も省略できます。不断水工法には分岐工法と凍結工法があります。いずれも工事に必要な時間が短く、周辺住民への配慮や清掃などが不要なため工事期間を大幅に短縮できます。

工事期間を短縮できれば人件費などのコスト削減につながります。分岐工法は穿孔機と割T字管、仕切弁を使用して既設管に穴を開ける工法です。凍結工法では液体窒素を使用します。作業箇所の両端を液体窒素で凍結させると、部分的な断水が生じます。

全体的には通水状態のまま作業可能です。凍結部分はバルブの代わりとして機能します。不断水工法は上水道の配管工事を目的として誕生しましたが、現在では上下水道の両方で利用されています。

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