知ってる?普段水のこんなこと
2017年8月31日

不断水工法によるコストを抑えた配管工事

不断水工法により配管工事を行うと、従来の方法と比較して大幅に工事期間を短縮できます。工事期間が短縮されると人件費などのコストも抑えることができるので合理的です。かつては既設管内の水の流れを止めて作業が行われていました。

水の流れを止めるためには古いバルブを閉じる必要があります。バルブが工事現場の近くにない場合には大規模な断水が生じます。また古いバルブには赤錆が付着しているのが通常です。バルブを動かすと赤錆が剥離して水が赤く濁ります。

以前は周辺住民への告知など断水対策や作業後の配管内の清掃が不可欠でした。不断水工法ならば古いバルブを閉じる必要がありません。大規模な断水が生じたり、赤錆が剥離することもないので断水対策や清掃の手間を省略できます。

また不断水工法は工事自体の時間も短くて済むので、総合的な工事期間を短縮できるというメリットがあります。不断水工法には大きく分岐工法と凍結工法が存在します。いずれも従来の方法と比較して工事期間を大幅に短縮できるので、人件費などのコスト削減も可能です。

分岐工法は穿孔機のドリルを使用して既設管に穴を開けます。凍結工法は液体窒素で作業部分の両端を凍結させ、バルブの代わりとします。分岐工法では完全な通水状態のまま作業が可能です。凍結工法は部分的な断水が生じますが全体的には通水状態のまま作業できます。

不断水工法のうち最初に開発されたのは分岐工法です。もともとは上水道の配管工事のために開発されました。現在では分岐工法も凍結工法も上下水道の両方の工事に利用されています。

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